ディーラーの収益、売上高が3年ぶり減……値引き合戦つらい?

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日本自動車販売協会連合会は11日、2001年度の自動車ディーラー経営状況を発表した。新車販売が前年割れとなったことを反映し売上高の総合計は3年ぶりのマイナスになった。

売上高の総合計は全国1578の販売会社の売上高を合計したもので前年度にくらべ2.3%減の12兆9649億円となった。01年度の新車販売台数は前年度に比べ2.6%減の581万8860台と3年ぶりに減少したのに比例して売上高も減少した。特にトラック・バスを販売する大型車店の売上高が大幅に減少しており一社あたりの平均値では前年度比8.3%の減少だった。

乗用車店はスモールカーを販売する販売店の売上が一社当たりの平均値で前年度比5.8%の減少になった。新型車の相次ぐ投入で激戦区となっているスモールカーはメーカーが希望小売価格を下げるなど値引き合戦が激しくなっており販売店売上高のボリュームダウンを招いたようだ。輸入車店は最も落ち込みが大きく10.4%のマイナスになった。

《編集部》

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