国土交通省は12日、1級小型自動車整備士試験問題の漏えいに関連してトヨタ自動車に警告書を出すとともに、トヨタ側から出されていた、同社系販売会社などからの受験者、3291人の受験を辞退する旨の申請を受理した。
トヨタ自動車が1級自動車整備士技能検定筆記試験の試験問題を漏えいしていた問題で、トヨタは社内処分を発表した。ホームページに試験問題を掲載するなど、漏えいを主導した担当者が出勤停止7日間、上司のサービス部技術・人材開発室長は諭旨退職となった。
熊本県警は11日、泥酔状態でタクシーを運転していたとして55歳のタクシー運転手の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。アルコール検知の結果、測定値の上限に近い、呼気1リットルあたり0.91グラムという途方も無い量を検出している。
秋田県警は10日、県内の17警察署に対して、節度ある飲酒を求めるなど、異例の通達を行った。大館署の巡査部長が勤務終了後に同僚と飲酒し、翌日までアルコールが体内に残留し、酒気帯び運転となってしまったことを受けて出されたもの。
大型トラックで居眠り運転を行い、車線規制のために停車していた乗用車など7台に玉突き追突し、8人を死傷させたことで業務上過失致死傷罪に問われた62歳の男に対する判決公判が松山地裁西条支部で開かれた。裁判所は禁固5年の実刑判決を言い渡している。
大阪府警は11日、速度超過違反の取締りから逃れるため、乗っていた原付バイクを捨て、地下鉄のトンネル内に走って逃げていた17歳の少年を10日に道路交通法違反(速度超過)の現行犯で逮捕していたことを明らかにした。
10日未明、高知県土佐市内の県道で、パトカーの追跡を受けていた暴走族のバイクが転倒し、乗っていた少年2人が死傷する事故が起きた。スピードを出したままカーブを曲がろうとし、その際にバランスを崩したことが事故の原因とみられている。
今年11月下旬、川崎市内で県道を横断しようとしていた親子がトラックにはねられて死傷した事故について、神奈川県警は10日、事故を起こしたトラックの運転席に装着されていた装飾板が前方視界を妨げ、歩行者が運転席から死角に入っていたことを示した。
10日午前、北海道網走市内の市道交差点で、直進中のゴミ収集車が強引に右折してきた乗用車を避けようとしてハンドル操作を誤り、交差点に隣接する木造アパートに突っ込むという事故が起きた。
日本道路公団の民営化問題で、自民党、公明両党は相次いで関係部会を開き、国土交通省が示した新規路線建設スキームについて、新会社が資金を自己調達し、料金収入で返済する仕組みとなる「借入金方式」を軸に検討している。