強引な営業トークが“買う気”を失わせる…女性の2割が偏見発言を経験 リセバ総研調査

“買う気が失せた”接客1位は『強引な営業トーク(イメージ)
  • “買う気が失せた”接客1位は『強引な営業トーク(イメージ)
  • . 自動車の購入検討・商談中に、販売店の担当者から言われて「じられない」「がっかりした」と感じたことはありますか?
  • . 自動車の購入検討・商談中に、販売店の担当者から言われて「嬉しかった」「この人から買いたい」と思ったことはありますか?
  • オンラインでの情報収集(動画視聴やSNS)が、購入の決め手になることはありましたか?
  • オンラインでの情報収集(動画視聴やSNS)が、購入の決め手になることはありましたか?
  • . 購入前にオンラインでの見積もりや商談を利用しましたか?
  • . 自動車を買う前に予算を決めていましたか?  実際の購入価格は、事前に決めた予算通りでしたか?

リセールバリュー総合研究所(通称:リセバ総研)は、全国の自家用車保有者361人を対象に「自動車購買行動に関する調査」を実施した。物価上昇や環境対応、デジタル化の進展など、自動車を取り巻く変化の中で、人々の“クルマの買い方”にも時代のリアルが表れている。


●“買う気が失せた”接客1位は「強引な営業トーク」

調査では、「買う気が失せた接客」として最も多く挙がったのが「強引な営業トーク」で、男性22.7%、女性20.1%が回答。さらに女性の20.1%が「性別や年齢に関する偏見発言」を受けた経験があると答え、“女性ドライバー軽視”の言動が依然残っている実態が浮き彫りとなった。

リセバ総研は「短期的な売り込みが逆効果となる傾向が明確に示され、販売現場にはより多様な価値観への対応が求められている」と分析している。


《高木啓》

特集