このところ減少傾向にある年間交通事故死亡者数が、昨年、49年ぶりに7000人を下回った。警察庁交通企画課の発表によると、2005年中の、事故発生から24時間以内の死亡者は6871人。
警視庁は、31日午後4時から「初日の出暴走対策」を開始した。毎年、大晦日から元旦にかけて、富士山を目指し暴走を試みる車両を高速道路上から排除し、交通秩序を維持するための一斉検問だ。1月3日まで続く。
今年3月、岩手県遠野市内の県道で、くしゃみをした際にハンドル操作を誤って大型バスを歩道に進入させ、小学生2人を死傷させたとして業務上過失致死傷の罪に問われた56歳のバス運転手の男に対する判決公判が27日、盛岡地裁遠野支部で開かれた。
今年5月、熊本県熊本市内で駐車中のクルマに約5時間に渡って放置された1歳の男児が熱中症で死亡した事件で、検察庁・熊本地検は26日、この男児の両親である男女2人を重過失致死罪で在宅起訴した。
過去の違反歴から免許証更新時に有効期間を3年間とされた千葉県在住の男性が、千葉県公安委員会を相手に行政処分の取り消しと、それによる免許証の有効期間変更を求めた行政訴訟の控訴審判決公判が26日、東京高裁で開かれた。裁判所は男性の請求を認めた一審の千葉地裁判決を破棄。請求を棄却している。
恒例の10大ニュース選考座談会です。『レスポンス』の各記者に、それぞれ活躍する分野で10大ニュースを推薦してもらい、それからの中から編集部で編集者視点に立って10本にしぼっていきました。影響力&ニュースバリューで2005年の出来事をランキングしました。
26日午後、埼玉県川越市内の国道16号線と国道254号線の交差点で、左折してきた大型トラックが7歳の女児が乗る自転車と衝突する事故が起きた。女児は全身を強く打って間もなく死亡したが、トラックを運転していた若い男は現場から逃走している。
宮城県警は26日、仙台市青葉区内のアーケード街で乗用車を暴走させ、7人に軽傷を負わせた52歳の男が、事件を故意に起こしたと供述していることを明らかにした。警察では容疑を殺人未遂に切り替える検討を開始している。
26日未明、神奈川県横浜市港南区内の市道で、通行中のクルマが何者かによって銃撃される事件が起きた。暴力団同士の抗争によるものとみられるが、このうち1発は無関係な一般市民のクルマに命中。28歳の男性が軽傷を負っている。
25日夕方、宮城県仙台市青葉区内のアーケード街に乗用車が進入して暴走し、歩行者7人を次々にはねる事故が起きた。警察では52歳の男を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕している。