和歌山県警は13日、信号待ちのために停車していた軽乗用車の助手席ドアを開け、現金の入ったバッグを盗んだとして、43歳の男と18歳と15歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。主犯の男が乗っている車種と同じものを狙っていたという。
13日午後、静岡県下田市内の国道136号で、右折待ちのために停車していた乗用車に対し、後続の乗用車が追突。車両3台が関係する多重衝突事故となった。追突してきたクルマを運転していた小学校教諭の男は酒に酔っており、飲酒運転で現行犯逮捕された。
京都府警は12日、身体障害者用として交付される駐車禁止除外指定車標章を偽造し、それを行使していたとして、58歳の男を有印公文書偽造・同行使容疑で逮捕した。男は「どこにでも駐車できるように作った」と容疑を認めている。
13日午後、広島県広島市安佐南区内の山陽自動車道下り線で、第2車線(追越車線)を走行中の乗用車が路外に逸脱。ガードレールに複数回の衝突を繰り返して大破する事故が起きた。運転していた男性は即死している。
12日未明、広島県廿日市市内の国道2号バイパス上り線で、逆走してきた普通トラックが順走していた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。普通トラックを運転していた男が重傷を負ったが、男は飲酒しており、警察の検問を突破して逃走中だったという。
12日未明、滋賀県甲賀市内の国道1号で、道路工事に伴う車線規制の交通整理を行っていた警備員の男性が停止命令を無視して進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は間もなく死亡。警察は飲酒運転を行っていた35歳の男を現行犯逮捕している。
今月3日に北海道帯広市内で発生した飲酒運転原因の交通事故について、北海道警は11日、業務上過失致死容疑で逮捕していた46歳の男の罪状を危険運転致死罪に変更して送検した。同乗していた女も道路交通法違反(飲酒運転幇助)容疑で送検している。
2006年2月、愛知県春日井市内の国道でクルマを飲酒運転し、さらには赤信号無視で交差点に進入してタクシーと衝突。4人を死傷させたとして危険運転致死傷罪に問われた27歳の男に対する判決公判が11日、名古屋地裁で開かれた。裁判所は赤信号の殊更無視を否定し、業務上過失致死傷罪を適用した実刑判決を言い渡した。
神奈川県横浜市戸塚区で、トンネルの高さ制限バーに衝突した重機がトラックの荷台から落ち、直撃を受けた歩行者が死亡した事故に関連し、業務上過失致死罪に問われた横浜市の土木事務所の男性職員に対する控訴審判決公判が11日、東京高裁で行われた。裁判所は1審判決を破棄。男性に無罪を言い渡した。
2006年2月、山梨県市川三郷町や南部町で検問中の警察官をはねて軽傷を負わせたとして、窃盗や覚せい剤取締法違反、公務執行妨害など合わせて11の罪に問われた41歳の男に対する判決公判が11日、甲府地裁で開かれた。裁判所は被告の男に実刑を命じた。