10日午後、北海道比布町内の道央自動車道上り線で、本線を逆走してきた乗用車と、順走していた大型トラックが衝突する事故が起きた。トラック側は逆走しているクルマに気づいて退避したが、逆走車はそのまま衝突。この事故で乗用車の2人が死傷している。
兵庫県警は10日、軽トラックを飲酒運転し、駐車場のフェンスに衝突する事故を起こした58歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。男は前日の9日にも飲酒運転原因の事故を起こし、警察の摘発を受けていたという。
9日午後、秋田県能代市内のJR五能線で、踏切内に停車していた軽乗用車と通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破したが、運転していた女性は車外に脱出したためにケガはなかった。対向の救急車を退避するために停車したとみられている。
警視庁は9日、昨年12月中旬に東京都世田谷区内で発生した死亡ひき逃げ事件について、57歳のタクシー運転手の男を業務上過失致死などの容疑で逮捕した。当初は別のタクシー運転手を逮捕したが、防犯カメラの映像解析で別人の関与が明らかになった。
9日未明、大阪府東大阪市内でパトカーの追跡を受けていた乗用車が交差点を右折する際に路外へ逸脱。道路に隣接する美容室の外壁に衝突する事故が起きた。運転していた20歳の女は飲酒運転の現行犯で逮捕されている。
9日未明、兵庫県尼崎市内の市道で、客待ちのために停車していたタクシーの後部ガラスを20歳の男が素手で叩き割る事件が起きた。警察ではこの男を器物損壊の現行犯で逮捕している。男は泥酔状態で、事件のことはまったく記憶にないという。
11日、東名高速道路の高架橋で、軽4貨物が単独で横転した事故は、依然として事故原因が調査中だ。現場では、高架橋のつなぎ部分に設置されているはずの鉄製の伸縮装置(ジョイント)が外れているのがわかった。
警察庁交通指導課の発表によると、年末年始の「初日の出暴走」による07年の検挙人数は、降雪で高速道路などが通行止めだった05年よりも少なく、過去最低となったことがわかった。
愛知県警は8日、愛知県知立市内で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、40歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は事故後、クルマが盗まれたと偽って警察に届け出ており、証拠隠滅容疑でも調べを進めている。
8日午後、大分県佐伯市内の山間部にある私道で、軽トラックがのり面に乗り上げて横転する事故が起きた。運転者はクルマの下敷きとなった状態で発見されており、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。