海外からの買いが入り、全体相場は大幅続伸。円相場が2カ月ぶりの円安水準になったことを好感し、自動車株は全面高となった。
持ち合い解消の売りが継続し、全体相場は小幅続落。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業が反発。今後3年間で販売網強化のために500億円を投じる方針だが、過去10年間の販売関連投資は約100億円。営業面強化の姿勢に市場も評価を高めている。
前日の取引終了後にトヨタ自動車が発表した2002年10〜12月期連結決算では、通期経常利益は1兆5000億円に迫る見通し。トヨタの好決算見通しも尻押しして全体相場は上昇して始まったが、結局は持ち合い解消の売りに反落して引けた。自動車株はほぼ全面安。
海外投資家の買いが入り、全体相場は反発。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車、ホンダが反発。日野自動車工業が続伸し、環境規制強化の流れを背景に、買換え需要拡大への期待から一部証券では株価目標を500円に設定している。トヨタ自動車は反落。
ハイテク株が売られ、全体相場は3日ぶりに小反落。自動車株は高安まちまちとなった。日野自動車工業が続伸し昨年来高値を更新。1月の国内新車販売台数で、同社の登録台数が22.9%増と好調。さらに、今年10月からの排ガス規制対応で買換え需要が期待できることから人気。
銀行株、輸出関連株に買いが入り、全体相場は続伸。円相場が1ドル=120円台に軟化したことを好感し、自動車株は全面高となった。
全体相場は6日ぶりに小反発。平均株価は一時バブル崩壊後の最安値に迫ったが、幅広く買い戻しが入った。日産自動車が4日ぶりに反発。ホンダは反発して引けた。マツダも小幅ながら続伸した。
昨年10月28日の業績下方修正は、株価の急落につながり市場では「ホンダショック」とも受け止められた。これに対し、雨宮高一副社長は、「われわれは株価を意識して(見通しなど)計画をつくることはしない」と断言した。
米国株式は上げたが、持ち合い解消の売りに全体相場は5日続落。自動車株も下げる銘柄が目立った。日産自動車が3日続落、トヨタ自動車は5日続落し、ホンダも下げた。持ち合い解消の売りに株価水準を切り下げる動きが続いている。
イラク情勢の緊迫化から持ち合い解消の売りが加速し、全体相場は4日続落。平均株価は昨年12月19日以来の8400円台割れとなった。