トヨタ自動車は、5日にToSTNeT-2(終値取引)による自己株式の買い付けを実施すると発表した。
日産自動車が900円台を回復。2月5日−28日に1343万株(123億円)の自社株買いを発表したが、先月3日に発売した新型セダン『ティアナ』の受注が早くも1万台を突破するなど、需給・販売の両面で好材料が相次いでいる。
新規材料不足で利益確定の売りが先行し、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株も総じて軟調だった。
米国株高に加え、海外投資家の買いが膨らみ、全体相場は続伸。もっとも高値圏では持ち合い解消の売りが控えており、上げ幅は小幅にとどまった。自動車株は高安まちまち。
昨年10−12月の国内GDP成長率が予想を上回り、さらに新型投資信託への期待から全体相場は反発。自動車株も全面高となった。
米国株安、持ち合い解消の売りで、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株もほぼ全面安となった。トヨタ自動車はシカゴでピックアップトラック『タンドラ』ダブルキャブを発表、スズキは北米販売網での大宇車の販売、日産自動車は中国小型車市場への参入と材料が相次いだが軒並み空振り。
海外からの買いが入り、全体相場は大幅続伸。円相場が2カ月ぶりの円安水準になったことを好感し、自動車株は全面高となった。
持ち合い解消の売りが継続し、全体相場は小幅続落。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業が反発。今後3年間で販売網強化のために500億円を投じる方針だが、過去10年間の販売関連投資は約100億円。営業面強化の姿勢に市場も評価を高めている。