円相場の急伸に警戒感が強まり、全体相場は6日ぶりに反落。利益確定の売りが優勢となり、自動車株もほぼ全面安となった。NY市場で円相場が1ドル=116円台まで急伸したことで、円高の業績に与える影響が懸念されていた。
米国株高、株価対策に対する期待から、全体相場は5日続伸。平均株価が5日続伸したのは、昨年11月以来およそ半年ぶり。自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車が続伸し、日産自動車、ホンダもしっかり。三菱自動車工業も続伸し、マツダも反発。
連休中の米国株高、株価対策への期待から、全体相場は4日続伸。平均株価は4月9日以来の8000円台回復。自動車株も総じてしっかり。日産自動車、トヨタ自動車が買われ、ホンダは4000円台を回復。
日産自動車が続伸し、日産ディーゼル工業は急反発。大手経済紙で「小型トラックの開発で両社が共同開発する方針」と報じられ、日産が国内生産で2位の座を奪還し、日産ディーゼルが前期業績を増額修正したことも加わり人気を集めた。
米国株高を好感し、全体相場は反発。もっとも上値の売りが厚く、平均株価の上げ幅は3円足らずにとどまった。自動車株は高安まちまち。日産自動車が反発。この日、3月期業績を増額修正するとともに、本業の有利子負債を完済したことを発表。ダイハツ工業も前期連結経常利益が増額修正されたことを受け反発。
景気の先行きに対する懸念から利益確定の売りが相次ぎ、全体相場は3日ぶりに急反落。平均株価はバブル崩壊後の最安値を更新した。自動車株は全面安。ホンダは福井威夫専務の社長昇格を発表したが、株価は反落した。
幅広く買いが入り、全体相場は続伸。自動車株も全面高となった。いすゞが前週末比10円高の103円と、昨年5月14日以来11ヵ月ぶりに100円台を回復。排ガス規制強化による買買い換え需要を背景に、業績の向上に期待する買いが継続している。
米国株式の反発を受けハイテク株に買いが入り、全体相場は小反発。自動車株は総じて堅調だった。
米国株式が大幅安となったことを受け、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車が反発。大手経済紙が「03年3月期の業績が3期連続の経常最高益更新になった模様」という観測記事が好感された。
全体相場は小幅ながら続伸。国際優良株は売りに押され、自動車株は高安まちまちとなった。ホンダが3日ぶりに急反落。新型SUV『エレメント』を発表したが1月末以来の年初来安値更新。トヨタ自動車も下げ、マツダもさえない。富士重工業はサーブとの提携を正式発表したが、株価は反落。