前日の量的金融緩和政策の解除決定により不透明要因が解消されたことで、全体相場は続伸。ただし、1月の機械受注統計が市場予想を下回ったことで、引けにかけ急速に伸び悩んだ。円相場が1ドル118円台に下落したことを好感し、自動車株は全面高。
日銀の量的金融緩和政策の解除決定で不透明感が払拭され、全体相場は3日ぶりに反発。平均株価は2月末以来の1万6000円台回復となった。円相場が反落したことを受け、自動車株はほぼ全面高。米国での10億ドルの社債発行を決めた日産自動車も反発。
材料不足で模様眺め気分が強まり、全体相場は続落。円相場が1ドル=117円台半ばに反発し、自動車株は高安まちまちとなった。ホンダは「国内メーカーで初めて、販売会社の選別に乗り出す」と報じられ、10円高の6910円と小幅ながら3日続伸。
8日から始まる日銀・政策委員会を控え「金融政策の方向性を見極めたい」とのムードが強まり、全体相場は反落。スズキはGMが保有していた自己株を1年間保有する方針を明らかにしたことで、市場に安心感が台頭、上場来高値を更新した。
円安ドル高を好感した輸出関連株への買いが入り、全体相場は4日ぶりに反発。自動車株はほぼ全面高となった。こうした中、「米GMが保有株式を全株売却する」と報じられたスズキは、10円安の2490円と6日ぶりに反落。
米国株安に加え、日銀の量的金融緩和政策の解除に対する観測が強まり、全体相場は3日続落。全面安となり、自動車株もさえない動きとなった。こうした中、米国販売の好調を追い風にスズキが25円高の2500円と5日続伸。
米国株高を受けて高く始まったが、業績悪化懸念から鉄鋼株安が下落し、全体相場は続落した。自動車株は高安まちまち。2月の米新車販売統計で前年同月比36.8%と急伸したスズキが、前日比125円高と急騰。1月21日に付けた上場来高値を更新した。
米国株安、円高の進行を嫌気し、全体相場は4日ぶりに反落。平均株価は1万6000円台を割り込んだ。円相場が再び1ドル=115円台に上昇したことを受け、自動車株は全面安となった。
売り買いが交錯したが、全体相場は4日続伸。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車は10円高と3日ぶりに小反発。「今年の欧州でのレクサスの販売目標台数を前年比2倍増の4万5000台に引き上げる」と伝えられていた。
外国人投資家が買い越しとなったことを好感し、全体相場は3日続伸。円高が進行したことから、自動車株は高安まちまちとなった。ホンダが110円高と急反発。前日、中国第2の拠点として湖北省の新工場が稼動したことが好感されている。