ハイテク株を中心に利益確定売りが出て、全体相場は4日ぶりに反落。自動車株はさえない展開となった。トヨタ自動車は大手経済紙が「2006年3月期の税引前利益は2兆円に迫る見通し」と報じたが、市場は反応薄。
ハイテク株や建設・不動産株を中心に買いが入り、全体相場は3日続伸。もっとも、利益確定の売りも活発で、平均株価の上げ幅は10円に満たなかった。外為市場での円高基調に警戒感が強まり、自動車株は全面安となった。
米国株高を好感し、全体相場は続伸。円相場が再び1ドル=113円台を付けたが、自動車株は高安まちまちとなった。大手経済紙が「軽自動車が小型車需要を取り込んでいる」と報じたことが好感され、ダイハツ工業、スズキが続伸した。
米国株高を受けて、全体相場は大幅反発。円高が一服したこともあり、自動車株は総じてしっかりした動きとなった。日産自動車が前日比11円高の1261円と4日続伸。
円相場の反騰をきっかけに利益確定売りが相次ぎ、全体相場は4日ぶりに急反落。自動車株は全面安となった。トヨタ系部品大手のアイシン精機が一時150円高の4520円まで買われ、昨年12月29日に付けた上場来高値を更新した。
全体相場は3日続伸。もっとも利益確定の売りが優勢となり、平均株価の上げ幅は2円強にとどまった。自動車株は総じてしっかり。
10−12月期の法人企業景気予測調査で、大企業全産業の景気判断指数が3四半期連続で改善。国内景気の回復期待を背景に、全体相場は反発。平均株価はおよそ5年2カ月ぶりに1万6000円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
大手3社がそろって続伸。円相場の軟化が後押し要因となり、トヨタ自動車が前日比120円高の6000円と5日続伸し、ホンダが60円高の6870円と4日続伸し、日産自動車も5円高の1194円と上げた。
円高ドル安が一服したことが好感され、自動車株は総じて堅調な動きとなった。トヨタ自動車は前日発表した2006年の世界生産台数が買い材料となり、100円高の5880円と4日続伸。
国内景気の回復期待、円相場の続落が買い材料となり、全体相場は大幅続伸。自動車株は堅調な動きとなった。ホンダが続伸し、トヨタ自動車は世界生産台数が初の世界トップとなる公算が高まり、株価も3日続伸した。