円相場の反騰をきっかけに利益確定売りが相次ぎ、全体相場は4日ぶりに急反落。自動車株は全面安となった。
円相場が1ドル=113円台に急伸、これを受けて、トヨタ自動車が前週末比130円安の5980円と続落し、6000円大台割れ。ホンダは330円安の6530円と大幅続落した。三菱自動車は続伸して始まったが、結局は3円安の260円と4日ぶりに反落。トラック3社が反落し、富士重工業(スバル)が続落した。
こうした中、日産自動車のみが5円高の1250円と3日続伸。トヨタ系部品大手のアイシン精機が、「子会社のアイシンAWが、今月中にもハイブリッド車向け基幹部品の生産受託を開始する」と報じられたことで人気化。一時150円高の4520円まで買われ、昨年12月29日に付けた上場来高値を更新した。