いすゞ自動車は、ゼネラルモーターズ(GM)による減増資などを柱とする再建策を、18日に開催した取締役会で正式に決議した。取引主要行5行による1000億円の債務株式化では、みずほコーポレート銀行が811億円と大部分を引き受ける。
日産自動車は19日、大阪、名古屋、福岡、札幌の各証券取引所の上場を廃止すると発表した。国内の証券取引は東京に単独上場となる。
日産自動車は、定時株主総会で決議した自己株式を上限3000万株、上限300億円で取得すると発表した。買い付け期間は11月20日から2003年2月19日まで。
金融行政の先行きに対する不安、大和証券、日本信販の不祥事などを受けて、金融株を中心に全面安。自動車株も軒並み安となった。
プジョージャポンは、全国のプジョー販売店のブルーライオンネットワークのサービス部門技術者を対象にした第7回メカニックコンテストを実施した。優勝したのは、ブルーライオン弘前の鈴木功さん。上位3人はテクニカル・アドバイザーの称号が与えられる。
前日の米国株高を受けて、全体相場は反発。平均株価は5日ぶりに8500円台を回復した。自動車株は全面高。特にホンダは業績を下方修正した先月28日以来の下げが2割強に達したとあって、円高の一服も加わり買い戻しが入った。
スバルの富士重工業は2002年9月中間連結決算を発表した。それによると連結売上高は前年同期比1.7%減の6484億円、営業利益が同15.7%減の369億円、経常利益が同16.6%減の312億円と減収減益だった。当期純利益は同5.0%増の167億円だった。
川崎重工業は15日、2003年3月期の中間連結決算を発表した。売上高は鉄道車両、汎用機事業の好調により増加したものの、米国同時多発テロ以降の航空機関連製品の需要減などにより、営業損益は前年同期の49億円の黒字から22億円の赤字に転落した。
スズキは15日、2003年3月期の中間連結決算を発表した。インドのマルチ・ウドヨグ社が連結対象となったことや、国内外の販売が好調だった結果、売上高は上半期として初めて1兆円を超えた。
スズキは、インドネシアの二輪車・四輪車を生産販売する合弁会社インドモービル・スズキ・インターナショナル社を11月15日で子会社化することで、インドモービル・サクセス・インターナショナル社と合意したと発表した。