三菱自動車工業は5日、カナダでの販売実績を発表した。9月に同市場に新規参入してから10月末までの2カ月間の累計販売台数は1569台。カナダに新規参入した自動車メーカーでは過去20年間で最高の販売台数という。
三菱自動車工業は5日、中国の北京ジープ・コーポレーションで、クロスオーバーSUV『アウトランダー』(日本名『エアトレック』)の生産を2004年第1四半期から開始すると発表した。
イタリアのフィアット社が発表した第3-4半期の決算は、自動車部門の不振で純損益が4億1300万ユーロ(約500億円)の赤字となった。人員削減や工場閉鎖でリストラを発表したが、労組の反対でこれも暗礁に乗り上げており、経営が本格的に行き詰まってきた。
フォードが不採算部門として閉鎖を発表した小型EV(電気自動車)、『Th!NK』に、継続の可能性が生まれた。カリフォルニアをベースとする電動バイク/スクーターのメーカー、Zap社が1000万ドルでのTH!NK買収を申し出たのだ。
トヨタ自動車が前日比130円高の3110円と続伸し、3000円大台を回復。国内販売の拡大に取り組んでおり、今期も日本企業最高益を更新するのはほぼ確実。上場企業の経営破たんも相次いでいるだけに、業績に対する安心から資金がシフト。
フィアット・オート・ジャパンは、1日からフィアット車とアルファロメオ車の認定中古車制度「フィアット・アプルーブドカー」「アルファロメオ・アプルーブドカー」を開始すると発表した。を開始すると発表した。中古車として販売する前に整備・点検して基準を満たし、走行距離無制限で購入から1年間保証する。
チョロQモータース(タカラ)は1日、11月末から販売を開始する電気自動車『Qi』(キューノ)の予約を同社Webサイトなどで開始したことを明らかにした。2日からは東京・お台場に専用ディーラー「Q-SQUARE」(キュースクエア)もオープンする。
三菱自動車、現代自動車、現代モビスの3社は、新しい協力関係を締結すると発表した。この契約で、三菱自動車、現代自動車、現代モビスは自動車及び自動車技術に関する共同プロジェクトを推進する。
手掛かり材料が見当たらず、全体相場は反落。自動車株は下げる銘柄が目立った。ホンダは買い戻しが一巡し反落。日産自動車は利益確定の売りが続き、下げた。こうした中、トヨタ自動車が4日ぶりに反発。
マツダは、国内販売網再編を発表したが、これに合わせてマツダが販売会社に融資した借金1330億円を棒引きすると発表した。劣後債を資本に繰り入れるデッド・エクティ・スワップを実施、ディーラー資本を増強して財務を一気に改善させる方針だ。