トヨタ自動車は、自己株式の市場買い付けについて発表した。それによると11月1日から11月15日までに1232万6700株の自己株式を東京証券取引所で買い付けた。買い付け総額は385億8035万1000円。
三菱自動車工業は15日、大型車の「ハブ」点検を充実させ、自主点検車両に問題がなくてもハブを無償交換すると発表した。ハブの摩耗値が限度以下でも念のため交換することにした。
見送り気分が強く、全体相場は続落。平均株価は連日のバブル後最安値更新となった。自動車株は下げる銘柄が目立った。日産自動車が3日続伸。業績好調銘柄として、トヨタが見送られた分注目度がアップしている格好だ。
トヨタ自動車は、タイで新型小型乗用車『ソルーナ・ヴィオス』の生産を開始したと発表した。中国の天津トヨタで生産を開始した『ヴィオス』と基本仕様が同じで、従来の東南アジア専用車『ソルーナ』の後継モデルとなる。
依然手掛かり材料難で、全体相場は小反落。平均株価は終値ベースで10月10日に付けたバブル後最安値を更新した。自動車株は高安まちまち。
イタリアの大手タイヤメーカー、ピレリは、イタリア国内の6つの工場を閉鎖するとともに、全従業員の6.5%にあたる2400人を削減すると発表した。通信業界の不況によりケーブルの販売が低迷していることに対応するための措置。
ポルシェジャパンは、顧客の緊急事態に迅速に対応するため展開している「ポルシェ24時間エマージェンシーサービス」に、新たに最上級のエグゼクティブ会員を設定すると発表した。
トヨタ自動車は、メセナ活動(芸術文化支援)の一環としてとして障害のある人たちとの芸術活動の促進をテーマに「トヨタ・エイブルアート・フォーラム」をエイブル・アート・ジャパンと共同で全国4地域で開催する。
新規材料に乏しい中、公的資金とみられる買いが入り全体相場は4日ぶりに反発。自動車株は高安まちまち。三菱自動車工業はこの発表した9月中間期連結決算で最終損益が66億円の黒字となったが、株価は無反応だった。
マツダが12日発表した2003年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比で11.7%増の1兆1593億円と2期連続の増収となった。国内売上は新型車を投入したものの、既存車の販売が伸びず2%の減少に。海外は20.7%の大幅増と好調だった。