スバルの富士重工業は2002年9月中間連結決算を発表した。それによると連結売上高は前年同期比1.7%減の6484億円、営業利益が同15.7%減の369億円、経常利益が同16.6%減の312億円と減収減益だった。当期純利益は同5.0%増の167億円だった。
富士重が減収減益となったのは、国内を中心に新車販売が低迷したほか、試験研究費などが増加したのが主因だ。ただ、北米を中心とした海外販売は好調で、増収となった。利益面では118億円の原価低減や為替水準が円安だったことに伴う為替差益63億円があった。
通期予想では、連結売上高が同0.6%増の1兆3700億円、営業利益が同23.1%減の680億円、経常利益が25.9%減の580億円、当期純利益が4.2%減の290億円となる見込み。同社では、「2003年は『レガシィ』のフルモデルチェンジもあるので2002年度決算を底に成長を目指す」としている。
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