トヨタ自動車が24日発表した11月の生産・販売実績によると、国内販売は前年同月比10.9%増の15万9680台と2カ月ぶりにプラスに転じた。軽自動車を除く登録車市場でのシェアは、前年同月より1.5ポイント上昇し、11月としては過去最高の48.0%に達した。
富士重工業の和田英生副社長は24日のスバル『R1』発表の席上、2004年の国内販売が前年より13%程度多い28万台水準となる見通しを明らかにした。ただ、年初に発表していた30万6000台(前年比24%増)の計画に対しては2万台強ショートする。
日産自動車は、11月の生産・販売・輸出実績を発表した。国内生産は前年同月比3.6%減の11万3151台でマイナスとなった。鋼板不足で工場の操業を停止した影響が現れた。
米国株高を背景に幅広い業種が買われ、全体相場は5日続伸。平均株価は10月8日以来の1万1300円台に乗せた。円相場が1ドル=103円台に上昇したが、自動車株は全面高。
マツダは、11月の生産、国内販売、輸出実績を発表した。国内生産、国内販売、輸出、海外生産の全てがプラスだったが、火災の影響で12月に国内生産、輸出がマイナスになるのは必至だ。
三菱自動車が発表した11月の生産、国内販売、輸出実績によると総生産台数は前年同月比4.2%減の11万2877台となった。
三菱自動車工業は24日、米国の販売金融子会社が11月に金融債権を一部売却したのに伴い、2004年9月中間決算を訂正したと発表した。今後売却が予定されているものも含めて発生する129億円の売却損失を、中間決算に反映しておくことにしたもの。
トヨタ自動車は、11月の生産・国内販売・輸出実績を発表した。除軽市場でのシェアは48.0%で、前年同月1.5ポイント増で、11月として過去最高となった。
マツダは、宇品第2(U2)工場塗装ラインの活用などマツダ独自のフレキシブルな生産体制を活用して、火災による操業が停止している宇品第1(U1)工場の生産台数を確保すると発表した。
ホンダは、11月の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。世界生産は前年同月比12.8%増の27万8676台と大幅に伸びた。