日産自動車は、11月の生産・販売・輸出実績を発表した。
国内生産は前年同月比3.6%減の11万3151台でマイナスとなった。鋼板不足で工場の操業を停止した影響が現れた。
国内販売は同13.3%増の6万8958台。『ティーダ』や『フーガ』、『ムラーノ』などの下期に投入した新型車の販売が順調に推移している。
輸出は、欧州向け『エクストレイル』は順調だったが、北米向けインフィニティ『FX35/45』の出荷のマイナスで同0.5%減の6万3268台だった。
海外生産は同21.8%増の16万1584台で大幅に増加した。米国販売が同25.7%となり、生産も同40.3%増となったほか、スペインやメキシコも大幅に伸びたのが主因だ。