トヨタ自動車は8日、中国の天津一汽夏利有限公司との合弁会社である天津トヨタ自動車有限会社で新型乗用車『VIOS』(中国名『威馳』)の生産を開始したと発表した。9日から現地での販売を開始する。
三菱自動車工業は4日、国内乗用車販売体制を再編すると発表した。現在の2チャンネル体制を1チャンネルに集約し、新たに「ミツビシ・モーターズ・ネットワーク」の名称に切り替えていく。
ダイハツ工業は4日、今年度中間期業績予想を下方修正した。5月の決算発表時にくらべ売上高を150億円、経常利益を15億円、当期利益を5億円引き下げた。上半期の国内販売台数が予想以上に減少したことによるもので、前年同期の実績にくらべ利益が大幅に減少する見込みとなった。
日本自動車販売協会連合会が4日に発表した2002年度上半期の乗用車車名別販売ランキングでは1位がホンダ『フィット』、2位がトヨタ『カローラ』となった。カローラは34年連続首位キープを狙っているが、好調なフィットに阻止されてしまいそうだ。
トヨタ自動車と光洋精工、豊田工機、デンソーの4社は3日、電動パワーステアリングの新会社「ファーベス」を共同で設立すると発表した。現在のパワステは油圧式がほとんどだが燃費へのインパクトが少ない電動式の割合が拡大しつつある。
プジョー・ジャポンは3日、9月の新車登録台数が1845台となり月間の販売台数としては過去最高を記録したと発表した。記録更新は今年の3月の1782台に次ぐもので9月は前の年の同じ月にくらべ56.4%の大幅な増加となった。
三菱自動車は、9月の国内乗用車販売台数が昨年12月以来、9ヵ月ぶりにプラスとなったと発表した。
ヤナセは、メルセデスベンツ車の9月の販売台数が、5408台となり、9月として過去最高になったことを明らかにした。ヤナセのベンツ販売は8月も過去最高で、2カ月連続となった。
日野自動車といすゞ自動車はバス事業統合に向けた準備会社「ジェイ・バス」を1日付けで設立した。日野といすゞはそれぞれのバス子会社と同準備会社を来年10月をめどに合併し新会社を発足する。
ポルシェAGは、2002年7月期連結決算で、税引き前利益が約6億ユーロとなり、過去最高の業績となったことを明らかにした。ポルシェ『911』の販売が好調に推移したのが主因だ。