三菱自動車工業は5日、中国の北京ジープ・コーポレーションで、クロスオーバーSUV『アウトランダー』(日本名『エアトレック』)の生産を2004年第1四半期から開始すると発表した。
イタリアのフィアット社が発表した第3-4半期の決算は、自動車部門の不振で純損益が4億1300万ユーロ(約500億円)の赤字となった。人員削減や工場閉鎖でリストラを発表したが、労組の反対でこれも暗礁に乗り上げており、経営が本格的に行き詰まってきた。
フォードが不採算部門として閉鎖を発表した小型EV(電気自動車)、『Th!NK』に、継続の可能性が生まれた。カリフォルニアをベースとする電動バイク/スクーターのメーカー、Zap社が1000万ドルでのTH!NK買収を申し出たのだ。
フィアット・オート・ジャパンは、1日からフィアット車とアルファロメオ車の認定中古車制度「フィアット・アプルーブドカー」「アルファロメオ・アプルーブドカー」を開始すると発表した。を開始すると発表した。中古車として販売する前に整備・点検して基準を満たし、走行距離無制限で購入から1年間保証する。
三菱自動車、現代自動車、現代モビスの3社は、新しい協力関係を締結すると発表した。この契約で、三菱自動車、現代自動車、現代モビスは自動車及び自動車技術に関する共同プロジェクトを推進する。
マツダは、国内販売網再編を発表したが、これに合わせてマツダが販売会社に融資した借金1330億円を棒引きすると発表した。劣後債を資本に繰り入れるデッド・エクティ・スワップを実施、ディーラー資本を増強して財務を一気に改善させる方針だ。
マツダは国内販売網の再編を発表した。メーカーが出資している系列販社の合併で、経営効率の向上を図る。まず、今期中に国内の34社を合併させて11社に集約する。販売会社を集約することで、経営資源の共有化と間接機能の集約を図る。
マツダは中間連結決算の業績見通しを上方修正した。それによると中間連結決算の売上高は期初予想より293億円増の1兆1593億円、営業利益は同36億円増の146億円となる見通し。経常利益も同61億円増の91億円で、当期利益は35億円増の55億円の黒字になる。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、11月3日から熱田神宮と伊勢神宮の間106kmを走破する毎年恒例の全日本大学駅伝のオフィシャルサポートカーにフォルクスワーゲン(VW)のニューパサートシリーズを含むVW全8台を提供すると発表した。
トヨタ自動車が30日発表した今年度中間期連結決算は、売上高、利益とも過去最高を更新した。原価低減努力などにより営業利益は前年度の中間期にくらべ44.3%増にあたる7308億円となった。営業利益率は9.3%となり過去最高となった。