トヨタ自動車は28日、商法上の取締役を現状の58人から20人ないし30人に削減、併せて「常務役員」を置く新経営体制を発表した。6月下旬の株主総会後に正式発足させる。
日本自動車工業会は28日、4月1日から三菱ふそうトラック・バスが日本自動車工業会に入会すると発表した。これで自工会の会員会社は15社となる。また会員会社のうち、トラック・バス専業メーカーははっきりと4社となる。
今回のイラク戦争による米国の新車販売台数への影響は、20日木曜日の攻撃開始から23日日曜日までの4日間で前年同期比8%の減少。顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関、J.D. パワーの調査による。
トヨタ自動車は、2003年度に住宅事業部門を分社する方針だ。早ければ4月の新年度入りに新会社を設立する。住宅事業部門は現在、清水哲太副社長が統括する社内カンパニーとして運営している。分社することで独立採算の運営を一層鮮明にする。
トヨタ自動車は、6月下旬の株主総会での承認を経て、商法上の取締役をほぼ半減させる経営体制の刷新を図る。肥大化した経営体制をスリム化するとともに、執行役員に相当する新職制も導入。奥田碩会長−張冨士夫社長体制が打ち出す大改革となる。
トヨタ自動車は27日、取締役数の半減など意志決定のスピードアップを狙った経営体制の大幅な刷新を図る方針を明らかにした。執行役員と同等の制度も導入する。28日の取締役会で決め、同日発表する。正式導入は6月下旬の株主総会後となる。
4月1日にオープンするエンジン博物館などの展示スペースを持つ横浜工場ゲストホールは、日産自動車が横浜の地に誕生したときから35年もの間、本社事務棟として使用されてきた建物をそのまま転用している。
日産が横浜工場内に開設し、4月1日から一般公開するエンジン博物館は、同社の創業時の建物をそのまま転用している。23基のエンジンが展示されている1階部分は完全にリニューアルされているが、2階展示ホールには創業当時から使われる木床がそのまま残る。
日産自動車は、横浜工場1号館内で、工場見学者向けのゲストホールとエンジン博物館をオープン、25日に開所式を行い、26日に報道関係者に披露した。エンジン博物館では、歴代のエンジンの展示や技術解説コーナー、エンジンの変遷や関連技術を紹介している。
日産自動車が発表した2月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産、国内販売、輸出、海外生産の全てがプラスとなった。ただ、北米販売が大幅に落ち込んでおり、先行き懸念も残る。