日産自動車は、横浜工場1号館内で、工場見学者向けのゲストホールとエンジン博物館をオープン、25日に開所式を行い(既報)、26日に報道関係者に披露した。エンジン博物館では、歴代のエンジンの展示や技術解説コーナー、エンジンの変遷や関連技術を紹介している。
今回開所したエンジン博物館は、日産自動車創立の翌年、1934年に本社事務所として建設され、68年に本社機能が東京の銀座に移転するまで使用されたビルを復元・改修したもので、2002年11月には横浜市から歴史的建造物に認定されている。ゲストホールやエンジン博物館では、日産とその発祥の地である横浜工場の歴史、同社環境技術の展示など、車の仕組みやエンジンの役割を模型や映像を使って解説コーナーなどを設けた。
4月1日からは一般にも開放する。