夏休み、親子の快適なドライブをサポート、日産「子どもの車内置き去り防止」プロジェクト始動

「親子の安心ドライブプロジェクト」
  • 「親子の安心ドライブプロジェクト」
  • 量産型「マダイルヨ」
  • アプリを通じてスマートフォンに警告通知

日産自動車が、子育て世代向けに子どもの車内置き去り事故防止やドライブ時の悩み解決を啓発する「親子の安心ドライブプロジェクト」を開始した。

親子でのドライブは楽しい時間である一方、運転中の注意散漫やトラブルに不安を感じる保護者も多い。実際に子ども同乗時に63.6%の保護者が「ヒヤリハット」を経験している。

日産はこれまで「#熱駐症ゼロプロジェクト」や「#猫バンバン」などの啓発活動を行い、2023年には子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPETイルヨ」のコンセプトモデルを発表。2024年には置き去り事故防止機能「マダイルヨ」を追加し、子育て世代に寄り添った取り組みを進めてきた。

今回のプロジェクトでは、量産型「マダイルヨ」を100家族に提供しモニターテストを実施。専用アプリで取得したデータを分析し、子どもの車内置き去りの実態調査も行う。募集期間は2025年8月8日から9月14日まで。

また、夏休みのレジャーシーズンに向けて、日産公式Instagramと特設サイトで「親子の安心ドライブガイド」を発信。子どもとのドライブでの悩みや工夫をイラストと共に紹介し、親子の快適なドライブをサポートする。

さらに、プロジェクトアドバイザーに育児インフルエンサーの木下ゆーき氏を起用。木下氏と共に「#ふり返ればマダイルヨ」アクションを推奨し、置き去り事故防止の啓発をSNSで展開する。加えて、木下氏とのドライブ動画出演者を一般から募集し、動画は日産公式YouTubeや木下氏のInstagramで公開予定だ。

日産は今後も「ゼロ・フェイタリティ」の実現に向け、技術とアイデアで事故ゼロを目指し、赤ちゃんと家族の暮らしに寄り添い続ける、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集