トヨタ、新年度に住宅部門を分社へ

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トヨタ自動車は、2003年度に住宅事業部門を分社する方針だ。早ければ4月の新年度入りに新会社を設立する。住宅事業部門は現在、清水哲太副社長が統括する社内カンパニーとして運営している。分社することで独立採算の運営を一層鮮明にする。

トヨタは1975年に住宅事業に進出したが、既存事業者のカベに阻まれ苦戦が続いていた。このため、主力の鉄骨ユニット住宅に加え、木造住宅部門も買収するなどテコ入れを図ってきた。

今年度の販売戸数は約3400戸の見込み。連結ベースでは初めて営業損益が黒字に転換する見通しとなったことからも、分社により黒字体質の定着を目指す。

《レスポンス編集部》

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