米国フォード・モーターが発表した第1・四半期(1-3月期)決算によると、売上高は前年同期比3.7%増の410億3300万ドルで、純利益が8億9600万ドルとなり、昨年の第2・四半期(4-6月期)以来、3・四半期ぶりの黒字となった。
住友金属工業と住友商事は、中国広東省に鍛造クランクシャフトの製造会社を設立すると発表した。現地に進出している日系自動車メーカーや現地メーカーに供給する。
ヤマハ発動機は17日、車イス事業の効率化とユーザー満足度の向上を目指し、組織変更を行なった、と発表した。産業用ロボットの開発・製造・販売を行なうIMカンパニーに業務を集約、産業用ロボットの制御技術と電動車イスの開発技術を融合し、一層の技術開発力の向上を図る。
国内販売の苦戦が続くホンダの「中期目標」が「長期目標」に転じるのが必至となっている。「(国内年間)100万台をコンスタントに販売できる体制を目指すことに変わりはない」(土橋哲常務)というものの、その実現時期は軌道修正を余儀なくされてきた。
トヨタ自動車は、米国での販売をてこ入れするため、ゼロ金利ローンを再開、内容も拡充したことを明らかにした。米国ではイラク戦争終了後も景気低迷が鮮明となっており、今後は自動車需要の見通しも暗い。このため、ゼロ金利ローンキャンペーンを再開して販売を拡充する。
ホンダは、新型車『エレメント』の発表会見で、2003年94万台、2004年100万台の国内販売計画を下方修正する方針を示した。具体的な修正計画は検討中としている。
富士重工業は16日、同じGM(ゼネラルモーターズ)グループのスウェーデン・サーブ社と小型車の共同開発などに合意したと発表した。富士重スバル車のプラットフォームを活用して北米市場向けの新型サーブ『9-2』を共同開発、2004年夏から北米市場に投入する。生産は群馬製作所で行う。生産台数などは未定。
日産自動車は、小型車の『マーチ』の2002年度の国内販売実績が約15万8000台となり、マーチとして6年ぶりに過去最高実績を更新したと発表した。日産車としても1991年度以降の12年間で過去最高となった。
富士重工業は15日、ボーイング社から「ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞し、同日、航空宇宙カンパニーの宇都宮製作所で授賞式が開催されたと発表した。
クラリオンは、中国市場向けのホンダ『アコード』にリアエンタテインメントシステム(RES)を開発、ディーラーオプションとして3月から納入を開始したことを明らかにした。