日本自動車輸入組合が発表した2003年の輸入車販売台数は、前年比0.6%増の27万8804台で、微増ながら2年連続プラスとなった。日本メーカーの海外生産車が好調に推移したためだ。
ヤマハ発動機は7日、2004年の出荷計画を発表した。主力の二輪車の全世界出荷台数は、前年比15.4%増の313万2000台となる。
BMWは、2003年の全ブランドの乗用車販売台数が110万台を突破して、過去最高となったと発表した。同社のパンケ博士は、2004年の見通しについて「成長と拡大の道を一貫して進み続けるだろう」と述べ、販売がさらに拡大するとの見通しを明らかにした。
三菱自動車のアメリカ子会社であるミツビシ・モーターズ・ノースアメリカ・インクは、米国デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、「10年/10万マイル保証制度」を導入すると発表した。
ホンダの中国での主力合弁会社、広州ホンダは2004年の販売計画を03年実績比でほぼ倍増の20万台とする計画だ。春には年産能力が現状の倍である24万台に拡充されることになっており、供給能力増で大幅な販売拡大を図る。
トヨタ自動車の金融事業が海外金融子会社の積極展開などにより、高水準の利益をあげている。
全国軽自動車協会連合会が5日発表した2003年の軽自動車新車販売台数によると、メーカー別の販売実績では、スズキが前年比1.6%減の56万3112台になるなど、前年実績を下回ったメーカーが多かった。
日本自動車販売協会連合会が発表した2003年の新車販売台数(軽除く)は、前年比1.5%増の402万7315台となり、3年ぶりにプラスとなった。
トヨタ自動車の2003年の米国販売は約185万台となり、約173万台だった国内販売を上回った。トヨタ車販売の日米逆転は02年に次いで2年連続であり、今後はテキサス工場の稼働(06年)なども予定されているため、日米格差が広がっていくことになろう。
ヨーロッパにおいて日産車の販売台数は、2003年にすでに50万台に達したとみられている。対前年比で、6%台の高い伸び率を示したことになる。