日本自動車工業会は18日、FTA(自由貿易協定)交渉を推進するための検討体制を強化すると発表した。専門のワーキンググループを設置し、政府のFTA交渉を、これまで以上にバックアップする体制を整える。
ダイハツは、海外の販売が急増。ダイハツの04年販売計画は、国内が前年比3%増の56万台、海外が同26%増の11万台。国内は、新型車『タント』の投入による新車効果が続く見通しだ。
日野は、国内のディーゼル車規制強化による代替需要が一段落し、国内販売が2ケタのマイナスになる。日野の04年販売計画は、国内が前年比14%減の4万台、海外販売が同15%増の4万台になる。
ボルボ・カー・コーポレーションのエンジン工場ボルボ・カーズ・エンジンは、社団法人日本プラントメンテナンス協会のTPM賞の最高賞であるTPMワールドクラス賞を受賞したと発表した。エンジン工場がTPMワールドクラス賞を受賞したのは初めて。
日本自動車工業会(自工会)の宗国旨英会長は18日の会見で、トヨタ自動車による整備士試験の漏洩問題について「会員企業からこういう事態が起きたのは非常に残念で、(自工会として)大変申し訳ない」と陳謝した。
いすゞ自動車は、子会社のアメリカン・イスズ・モーターズ・インク(AIMI)を、同じくいすゞ子会社のイスズ・モーターズ・アメリカ・インク(ISZA)が、2004年1月1日付けで吸収合併すると発表した。AIMIは解散。
日本自動車工業会の宗国旨英会長は18日の会見で、自動車の国内生産について今年の実績が1000万台規模になるとの見通しを明らかにした。同時に2004年についても「1000万台の大台は維持できる」と観測。
トヨタ自動車が18日発表した2003年の世界生産見込みによると、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループで前年比8%増の683万台となる見通しだ。米フォードを上回る可能性が濃厚で、初めての世界2位が見えてきた。
ホンダは17日、2004年の販売計画を発表した。全世界の四輪車販売台数は03年見通し比10%増の320万台となる見込み。二輪車や汎用製品を加えた全世界販売台数は同12%増の1900万台を計画している。
ホンダは17日、2004年の計画をまとめ発表した。四輪車の全世界販売計画は、前年比10%増の320万台とし、過去最高の更新をねらう。