日本自動車工業会が28日発表した10月の四輪車輸出実績は、前の年の同じ月にくらべ2.9%増の41万4428台となり、2カ月連続で増加した。アジア、EU(欧州連合)向けが増加した。
日産ディーゼル工業は、臨時株主総会後の取締役会で、総額1060億円の第三者割当増資を実施すると発表した。日産自動車と銀行団に1060億円の優先株を発行するとともに、ルノーから無償譲渡された自社株の消却を決議した。
日本自動車工業会が発表した10月の自動車生産実績は、前年同月比2.2%増の93万2088台となり、2カ月連続でプラスとなった。1月からの累計は860万3263台で、1000万台突破は微妙だ。
スズキの鈴木修会長は28日、東京・有明の東京ビッグサイトで日印協会設立100周年の記念行事として、同社のインド合弁であるマルチ社の設立から今日に至るまでの経緯を中心に講演した。
フォードは、昨年、英国ロンドンに開設したグローバル・デザインセンター“Ingeni”(インジェニ)を閉鎖する、と発表した。赤字の続くフォード欧州の経費削減の一環として閉鎖されるもので、開設以来わずか18カ月で閉鎖に追い込まれた。
ダイハツ工業の山田隆哉社長は27日の『タント』発表会見の席上、中国・第一汽車グループとの合弁生産事業について、「現在交渉を進めており、できるだけ早く合意したい」との考えを表明した。
ダイハツ工業の国内営業を担当する神尾克幸専務は27日、東京で開いた『タント』の発表会見の席上、トヨタ自動車系ディーラーとの連携を一段と強化する方針を表明した。
ダイハツ工業の神尾克幸専務は27日、東京で開いた『タント』の発表会場で、2004年の軽自動車国内シェアについて「30%の達成を掛け声にしたい」と述べ、初の3割台を目指す方針を明らかにした。
ヤナセは26日、2003年9月期連結決算を発表した。売上高は、前年同期比4.0%減の4320億9000万円、営業利益が同1.4%増の100億6000万円となり、減収増益となった。
日産は、イギリスのパディントンにある、ニッサン・デザインセンター・ヨーロッパ(NDE)に、新たにカラースタジオを開設した。デザイナーから寄せられる、自動車のボディや内装のカラーリングに関する提案を実際に試作して、採用の可否を検討するために作られた。