日本自動車販売協会連合会が発表した2003年の新車販売台数(軽除く)は、前年比1.5%増の402万7315台となり、3年ぶりにプラスとなった。
車種別では、乗用車が同1.1%増の316万8195台で、4年ぶりに前年を上回った。このうち、普通乗用車は同14.1%増の76万8847台と2ケタの伸びとなった。小型乗用車は同2.5%減の239万9348台で、低迷した。
貨物車は同2.7%増の83万7864台で、3年ぶりにプラスとなった。東京都などのディーゼル排ガス規制で、トラックの代替えが進んだのが主因で、普通貨物車は同47.1%増の11万1857台だった。小型貨物車は同1.8%減の72万6007台とマイナスだった。
メーカー別では、ダイハツとホンダを除く全社がプラスとなった。ダイハツは同35.4%減と3年連続のマイナス、ホンダは同23.9%減と4年ぶりにマイナスとなった。トヨタは同1.8%増と3年ぶりにプラスで、いすゞと三菱は8年ぶりにプラスとなった。