日本損害保険協会や警察庁の調べによると、2003年の自動車盗難は史上最悪の6万4223件となった。キーを抜いていたにも関わらず盗難や車上荒らしに遭う、いわゆる「キーなし」盗難の割合が7割を超えた。
スズキは、インドの子会社、マルチ・ウドヨグ社への投資を拡大する。自動化設備の投入など工場の近代化に最低でも100億円を投入。さらに、今後、新機種を投入するごとに、1機種あたり100億−150億円を投入していく。
トヨタ自動車は、新型『クラウン』の受注台数が、発売1カ月間で、月販目標の4倍以上となる2万2000台と好調な立ち上がりになったと発表した。
フォード欧州の社長を昨年8月に辞めたマーティン・リーチ氏が、フォードを訴えていた裁判で、米ミシガン州の裁判所は、「同氏が辞任したのではなく、解任された」という、同氏の主張を支持する命令を出した。
あいおい損害保険は、4月1日から、主に個人の自家用自動車を対象にした保険「トップラン」を発売すると発表した。クルマの使用目的、免許証の色など、保険料設定項目や補償・特約を採用する。
東証1部に上場している自動車部品メーカーのカヤバ工業は、同社が100%出資している日本パワーステアリングを4月1日に吸収合併すると発表した。23日開催の取締役会で決議した。
三菱自動車は、中国市場で現地ブランドを含む自動車販売台数が前年比106.1%増の14万5235台になったと発表した。『リオンセル』(日本名=『ランサー』)や現地生産モデルの『パジェロスポーツ』(同=『チャレンジャー』)など商品ラインナップを拡充したことや既存モデルも好調だったのが主因だ。
米フォード・モーターが22日(現地時間)発表した2003年の決算は、純利益が4億9500万ドル(約530億円)となり、2年続いた赤字から黒字転換した。02年は9億8000万ドルの最終損失を計上していた。
米フォード・モーターが22日(現地時間)発表した2003年決算で、同社グループの世界販売は前年比3.6%減の672万台となったことが明らかになった。この結果、トヨタが2位の座に就いたことが確実となった。
日産自動車の「インフィニティ」ブランド車の米国生産が21日、ミシシッピ州キャントン工場で始まり、北米で高級車ブランドを展開する大手3社の現地生産が出揃った。高級車は品質の確保や日本工場の付加価値確保の狙いから国内工場で生産されてきたが、今後、現地化が加速することになりそうだ。