ホンダの中国での主力合弁会社、広州ホンダは2004年の販売計画を03年実績比でほぼ倍増の20万台とする計画だ。春には年産能力が現状の倍である24万台に拡充されることになっており、供給能力増で大幅な販売拡大を図る。
広州ホンダは昨年9月から『フィット・サルーン』(日本名『フィット・アリア』)の生産を開始、『アコード』『オデッセイ』と合わせた3車種体制とした。昨年の販売実績は約11万7000台で、いずれのモデルもバックオーダーを抱えた好調な販売が続いている。
能力増のため、今年までの2年間で約440億円の設備投資を計画しており、急激に成長している中国市場に対応していく。