ホンダが発表した2月の四輪車生産・販売・輸出実績で世界生産は前年同月比1.6%増の25万4650台となった。国内生産は同1.4%増の10万4695台だった。国内販売、輸出が順調で、13カ月ぶりにプラスとなった。
マツダが発表した2月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比1.8%減の6万7515台と、6カ月ぶりに前年割れとなった。欧州向けの輸出が落ち込み、輸出全体が低迷したのが主因だ。
トヨタ自動車が発表した2月の生産・国内販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同月比13.9%増の53万9512台と、2ケタ増で好調に推移した。
三菱自動車が発表した2月の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比9.1%減の12万6522台とマイナスだった。国内生産はプラスとなったが、海外生産が落ち込んだ。
三菱自動車は学校法人京都外国語大学に同社のパワートレイン製作所京都工場の敷地の一部を売却することで合意、譲渡契約を締結したと発表した。
日産自動車は23日、4月1日付の役員人事と組織変更を発表した。執行役員常務が4人退任して新たに2人が昇格するほか、役員の大きな異動はない。2005年にはカルロス・ゴーン社長がルノーのCEOに就任するため、日本人のCOOが指名される予定であるものの、今回の人事では後継者は混沌としたままだ。
日本興亜損害保険は、6月1日から自動車保険の主力商品『クルマックス』などの商品内容を拡充すると発表した。
日産ディーゼル工業は、茂木試験場の土地・建物を日産自動車に売却することで合意したと発表した。売却額は40億2400万円。
三井ダイレクト損害保険は、4月1日から新たに、自宅駐車場でのクルマに対するロードサービスを無料サービスメニューに加える、と発表した。バッテリー上がりやレッカーサービスが対象となる。
日産自動車は23日、4月26日に予定している2004年3月期決算概要の発表の席上、カルロス・ゴーン社長が05年度からの新3カ年中期計画の骨子を発表すると明らかにした。