マツダが発表した2月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比1.8%減の6万7515台と、6カ月ぶりに前年割れとなった。欧州向けの輸出が落ち込み、輸出全体が低迷したのが主因だ。
国内販売は同1.3%増の2万5802台と、5カ月連続で前年を上回った。『アクセラ』の販売が好調に推移しているのが主因だ。
輸出は同16.9%減の4万6571台と、7カ月ぶりにマイナスとなった。北米向けが同15.7%減、欧州向けが同31.2%減となった。欧州向けはこれまで『マツダ6』などの販売が好調で、全体をけん引してきたが、ここにきて急ブレーキがかかった。
海外生産は同1.2%増の2万437台と、2カ月連続で前年を上回った。中国などのアジアでの生産が順調だった。