トヨタ自動車の鈴木武専務は9日の決算発表会見の席上、市場の縮小で苦戦を強いられた06年度の国内販売の減益幅(営業収支段階)が、おおよそ300億円になったことを明らかにした。
太平洋工業は10日、2010年度を目標とした5カ年の中期経営計画を修正したと発表した。タイヤ空気圧監視システムの事業拡大、ガソリンエンジン用オイルパンの生産開始などを踏まえ、売上高は上方修正した。
太平洋工業の06年度連結決算は、売上高、経常利益ともに過去最高になった。トヨタ向けを中心としたプレス部品や、北米でのタイヤ空気圧監視システムの販売が増加した。
横浜ゴムはヌワに値、2006年度(06年4月1日−07年3月31日)の連結決算を発表した。売上高が前期比10.1%増の4974億円となった。販売増に加え為替の円安効果も寄与し、タイヤ、MB事業ともに売り上げを伸ばした。
横浜ゴムは10日、タイでの乗用車用・ライトトラック(PC/LT)用タイヤの生産能力を増強すると発表した。現在、ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイで操業中の第2工場を拡張し、2009年度に生産能力を280万本に拡大する。拡張の工期は1年、投資金額は70億円。
中古車TVオークションの大手、オークネットは、 4月度のオークションにおける成約台数を集計し、タイプ別ランキングベスト10をまとめた。国産部門はトヨタ『セルシオ』が3カ月連続で首位獲得となった。
GMを始め米ビッグ3が主張し続けて来た、「日本政府が円ドル為替に不当に介入し、円を安くキープすることで日本企業に有利な状況を作り続けて来た」という問題。9日、下院調査委員会が、GMの日本政府に対する不満についての聞き取り調査を行った。
独アウディAGは9日、ネッカースウルムで年次の株主総会を開催した。2006年の好調が続いており、07年第1四半期も販売・収入・利益で記録を更新した。ルパート・スタッドラー会長は「08年末までに年間販売台数100万台の壁を超える」と宣言。
ポルシェAGは、連邦金融監督庁により公開買付文書が公式に承認されたことを受け、4月30日にフォルクスワーゲンAGの株式の公開買付を開始したと発表した。
ポルシェAGは、5月1日付で人事部門の管理ならびに労働関係の役員をトマス・エディヒ氏が引き継ぎいだと発表した。