トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は9日の決算発表会見で、今後の株式配当について「目標とする連結配当性向30%を早期に達成したい」と強調した。
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は9日の決算発表の席上、今期(2008年3月期)の原価改善について、前期を上回る「1300億円程度を達成したい」との目標を示した。
トヨタ自動車は9日、2007年度の連結業績予想を発表した。世界販売を前期より36万6000台多い889万台と計画しているものの、円高を織り込んだほか投資負担増や原材料費の上昇などにより、営業利益は前期比0.5%増の2兆2500億円と小幅増益を見込んでいる。
帝国ピストンリングが発表した2006年度の連結決算は売上高が前年同期比7.8%増の523億700万円となり、増収となった。
帝国ピストンリングは、2007年3月期の期末の配当を1株当たり7円50銭に増配すると発表した。
ミネベアが発表した2006年度の連結決算は、最終利益が前年同期比202.1%増の128億6200万円となり、大幅増益となった。
トヨタ自動車は、2007年3月期の期末の配当を1株当たり70円にすると発表した。
トヨタ自動車は、6月22日開催の取締役会で、自己株式を取得を提案すると発表した。資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するのが狙い。
トヨタ自動車は、9日の取締役会で、自己株式の取得枠を設定することを決議した。自己株式を取得するのは資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するためとしている。
トヨタ自動車は、会計監査人としてあらた監査法人を正式に選任すると発表した。