横浜ゴムは10日、タイでの乗用車用・ライトトラック(PC/LT)用タイヤの生産能力を増強すると発表した。
現在、ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイで操業中の第2工場を拡張し、2009年度に生産能力を280万本に拡大する。拡張の工期は1年、投資金額は70億円。
ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイは、04年1月にラヨーン県に設立したタイヤ生産販売会社。工場敷地面積は42万平方メートルあり、横浜ゴムグループのタイヤ工場中最大。05年4月からトラック・バス用タイヤ専用の第1工場、2006年11月からPC/LT用タイヤ専用の第2工場が操業している。
横浜ゴムでは、将来的にヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイを海外最大の総合タイヤ生産拠点にする考え。