独アウディAGは9日、ネッカースウルムで年次の株主総会を開催した。2006年の好調が続いており、07年第1四半期も販売・収入・利益で記録を更新した。ルパート・スタッドラー会長は「08年末までに年間販売台数100万台の壁を超える」と宣言。
2007年第1四半期の世界販売台数は24万8164台(前年同期比+9.4%)、収入は86億7900万ユーロ(同+13.4%)、利益は4億0100万ユーロ(同+14.6%)となった。
ラインナップ中核車種の販売が堅調なのに加えて、『Q7』と『TT』の貢献が鍵となっている、とアウディでは分析する。
スタッドラー会長が08年の販売100万台をさしあたっての目標にするいっぽう、マーケティング・販売担当のラルフ・ヴェイラー取締役は、15年の販売150万台をさらに長期の目標にあげている。