三菱自動車は22日、都内のホテルで国内事業についての記者会見を行った。その席上、益子修社長は「2007年度は年度目標の達成は当然のことだが、国内事業の活性化が最重要課題の一つと認識している」と強調した。
大同特殊鋼は、工具鋼製品の価格を7月納入分から引き上げると発表した。ニッケル、クロム、鉄スクラップの価格が高騰しており、社内の合理化努力で吸収しきれないため販売価格に転嫁する。
ヤマハは、21日に発表した保有するヤマハ発動機の株式の売却を実施したと発表した。売却先は三井物産で、ヤマハ発動機の保有株式のうち、3%に当たる858万6000株を売却した。売却価格は243億円。
三菱自動車は、国内連結子会社の7月1日付の主要人事を内定した。今回の人事異動は、1月12日に発表した国内販売ネットワークの再構築に関わるものであり、4月1日に統合・発足した北海道三菱自動車販売とあわせ、国内連結販売会社は29社から5社への広域統合が実現する。
ミスミが発表した2007年3月期の連結決算で、営業利益は前年同期比92.9%増の11億1000万円で大幅増益となった。
旭テックは、2007年3月期の連結業績見通しを最終赤字になるなど、下方修正した。売上高は1507億2000万円を予想していたが、1457億200万円に下方修正した。経常損益は16億4000万円を予想していたが、1億6200万円の赤字に転落する見通し。最終損益も1億2000万円の黒字から6億6500万円の赤字に修正した。
メタルアートが発表した2007年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比16.8%増の244億7200万円と大幅増収となり、過去最高だった。
出光興産は、出光昭代表取締役会長が退任する人事を内定した。6月28日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。
JDパワーアジア・パシフィックが22日発表した英国の2007年顧客満足度調査によると、ブランド別ではトヨタ自動車の「レクサス」が7年連続で首位を守った。2位はホンダ、さらに4位トヨタ、5位ダイハツ、8位マツダと日本車がベスト10の半数を占めた。
ヤマハ発動機の梶川隆社長は21日、ヤマハとの資本関係見直しに関する記者会見で、今後の株主還元については「事業の成長を図りながら進めて行きたい」と語った。