東京オートサロン2026でBRIDE(ブリッド)が新作シートを多数発表。高触感表皮NUGRAINやスピーカー内蔵、FIA規格取得の新フルバケなど注目モデルを一挙紹介する。
BRIDEブース…東京オートサロン2026BRIDEでは2026年もさまざまな新製品を東京オートサロンにて発表。表皮にこだわり高級感の増したシートやスピーカー内蔵シートなど新たな取り組みが満載だ。
STRADIA III NUGRAIN
STRADIA Ⅲ NUGRAIN
フルバケットシート並みのホールド性がありながらリクライニングが可能なセミバケットシートのフラッグシップモデルとも言えるストラディアIII。その表皮にアキレス株式会社が開発した高触感表皮材NUGRAIN(ヌグレ)をシート表皮として採用したSTRADIA III NUGRAINが登場した。
本革の表皮をサンドペーパーなどで軽く擦ることで起毛加工したものがヌバックで触り心地の良い革として知られる。このヌバックを再現した極めて本革製品に近い触り心地の表皮がヌグレである。合成皮革のため汚れにくく車内にぴったり。シックな色合いとツヤは大人の雰囲気を醸し出す。
STRADIA Ⅲ NUGRAINこれまでの表皮に比べてさらにワンランク高い質感を持つヌグレを採用することでレーシーなイメージもあるセミバケットシートから高いホールド性とスポーツ性を持ちつつ高級感あふれるハイエンドなシートへ進化。スポーツカーだけでなく落ち着いた雰囲気のクルマにもマッチする。
ERGOSTER SQ EUROSTER II CRUZ SQ
ERGOSTER SQ/EUROSTER Ⅱ CRUZ SQフラットな座面は乗降性が高くシートポジションも低くしやすいERGOSTER EUROSTER II。これまでもハイエースなどのバンタイプ車種から高い支持を受けていた。今回ハイエースをメインターゲットにアルプスアルパイン株式会社とタイアップしベルトホールにスピーカーの埋め込まれたERGOSTER SQ EUROSTER II CRUZ SQが登場した。
ERGOSTER SQ/EUROSTER Ⅱ CRUZ SQカーオーディオ大手のアルプスアルパイン株式会社とコラボし生まれたのがスピーカー内蔵シート。スポーツ走行時にフルハーネスのショルダーベルトを通すためのベルトホールが存在するがハイエースなどの車種では事実上不要だ。そこでベルトホール内にスピーカーを内蔵し耳元で高音質のサウンドを聞けるようにモディファイ。シート下部の配線からカーオーディオにつなぐことで高音質のサウンドを楽しめるシートが誕生した。
edirb 064V
edirb 064VBRIDE ERGOSTERをベースによりハイブランドのedirbモデルとして064Vが登場。BRIDE ERGOSTERとしては初のedirbブランドのシートとなる。室内空間に制約のある車種にマッチしたサイドやショルダー形状であることは踏襲。インテリアガード(ガラスコーティング)を施すことで優れた耐久性と防汚性、抗菌、抗ウイルス、防カビ性を実現しこのコーティング膜によってさらなる快適性を実現する。
edirb 064V表皮は高級感あふれるプロテインレザーとウルトラスエード、そこにアキレス株式会社の本革に極めて近い質感を持つヌグレを採用。edirbブランドらしい高い質感と快適性を実現している。
edirb 171/172 ロイヤルレッド
edirb 171/172 ロイヤルレッドBRIDE STRADIA IIIをベースとしたedirbブランドのシート171/172。その表皮にソフトでなめらかな肌触りのディナミカを採用。ディナミカは旭化成株式会社が製造するスエード調の人工皮革で極めて滑らかな質感とシックな光沢により高級感を高めてくれる。シート全体にはインテリアガード加工がされることで耐摩耗性、防汚性、抗菌、抗ウイルス、防カビ性を持たせている。
EUROSTER II CRUZ
EUROSTERⅡ CRUZ快適性とコンフォート性が高くバンタイプの車種から乗用車まで幅広いニーズを持つEUROSTER II CRUZ。その表皮に耐久性の高いPVC表皮を用いたベージュレザーを限定色として追加し内装やボディ色とのコーディネートが可能になった。背中と触れる部分と座面の表皮にはショルダー部とは異なる滑りにくい生地を採用。より疲れにくく長距離長時間ドライブの疲労を軽減してくれる。
HYPER II
HYPER ⅡFIA GT4規格車両やラリー2など本格競技カテゴリー向けフルバケットシートHYPER IIが登場。昨年のオートサロンで参考出品し注目を集めたHYPER IIはBRIDE初となるFIA規格8855-2021取得に向けさまざまなテストを行い試験で安全性が確認され8855-2021規格を取得。GT4とラリー2規格の車両で正式に使用できるモデルになった。
HYPER Ⅱ極めて高い安全性を発揮するために高度な破壊試験などをパスする必要がある。そこでシートの角度を90度近くすれば強度が出しやすく試験は突破しやすくなるがドライビングポジションの適正化には向いているとはいえない。そこでBRIDEでは理想的なドライビングポジションの構築にこだわり背もたれと座面の角度を妥協することなくFIA規格に挑みついに8855-2021規格を取得した。競技専用モデルとなる。
ZETA Ⅳ NURMAN
ZETA Ⅳ NURMANBRIDEのもっともスタンダードでありポピュラーなフルバケットシートであるZETA Ⅳをベースに大柄な人向けに乗降性に優れた新モデルがこのNURMAN(ニュルマン)。これまでもXLサイズのフルバケットシートなどがラインアップにあったが専用シートレールが必要となり車内が狭い車種では装着できなかった。今回のモデルではシートレールとサイドステーはこれまでのフルバケットシートと同じ。しかし1mmまでサイズを追い込み設計し直すことで大柄な人でも乗り降りしやすく設計。NDロードスターなど車室内が狭い車種でも装着できる大柄な人向けのシートが登場した。
BRIDEでは例年以上にさまざまな取り組みがなされた新モデルが発表された。とくに高い質感をもつ表皮の採用モデルが拡大するなどこれまで以上の高級感と快適性を実現している。










