日産自動車は11月17日、北米向けにブランド初となるプラグインハイブリッドモデル『ローグ プラグインハイブリッド』を公開した。三菱『アウトランダーPHEV』のOEM車となるこのモデルに、SNSでは「普通にかっこいい。質感も悪くないしね」など注目が集まっている。
ローグ プラグインハイブリッドは三菱アウトランダーPHEVをベースとしており、2基の電気モーターと20kWhのリチウムイオンバッテリー、さらに2.4リッターガソリンエンジンを組み合わせたパワートレインを採用している。走行状況に応じてモーターとエンジン出力を滑らかに切り替えることで、日常の静かなEV走行から長距離移動時のハイブリッド走行まで、幅広いシーンで効率的かつ力強い走りを提供する点が特徴だ。
日産 ローグ・プラグインハイブリッド家庭用レベル2充電器を利用すれば、およそ7.5時間でバッテリーを満充電できる。システム全体の最高出力は248hp、最大トルクは322lb-ftに達し、ガソリン仕様のローグ(日本名エクストレイル)を上回る加速性能を実現しているという。駆動方式には全車標準でインテリジェントAWDを採用し、走行環境に応じて前後トルク配分を最適化する仕組みが組み込まれている。
X(旧Twitter)上では「しっかりフロントが変えてあって良い」「普通にかっこいい。質感も悪くないしね」「かっこよ!」とそのタフな外装を称賛するコメントが多く見られた。
日産 ローグ・プラグインハイブリッド
三菱アウトランダーPHEVのOEM車として登場したことについては、「まんまやんけ!!」「アウトランダーのPHEVにそっくりだなーと思ったら案の定OEMなのか」といったコメントのほか、「自社の優秀なSUVはいっぱいあるのに」といった声も。
ノーマルやエコ、パワーに加え、ターマック、グラベル、スノー、マッドの計7種類のドライブモードを用意。路面状況や目的に合わせて車両制御を細かく調整できるため、都市部での移動からアウトドアまで幅広い用途に対応可能だ。EVの静粛性とハイブリッドの長距離性能を両立したこの新型モデルは、北米市場における日産の電動化ラインアップ強化に大きく寄与する一台となりそうだ。










