プツマイスター、スカニア製コンクリートポンプ車116台をリコール…前照灯ユニットに不具合

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プツマイスタージャパンは10月8日、スカニア製トラックに架装したコンクリートポンプ車について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

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対象となるのは、2019年7月18日から2024年1月9日にかけて輸入されたスカニア(LPGRSシリーズ・トラック)の計116台。車台番号はYS2P4X20002163151からYS2P4X20009291868までの38台、YS2P6X40002160454からYS2P6X40009324738までの51台、YS2P8X40005551923からYS2P8X40009318121までの27台となっている。

不具合の内容は、前照灯ユニットの設計検討が不十分なため、LED構造自体で発生する熱の影響等により内部の構成部品が通常よりも早く劣化することがある点。連続使用により内部の構成部品が熱損し、昼間走行灯及び車幅灯の照度が低下して灯光の色が変化するおそれがある。

改善措置として、全車両の前照灯ユニット内部を点検し、昼間走行灯及び車幅灯の構成部品が劣化している場合は当該ユニット一式を対策品に交換する。劣化していない場合は内部の構成部品のみ対策品に交換する。

不具合の発見動機は他社からの情報によるもので、これまでに7件の不具合が確認されているが、事故の報告はない。

《レスポンス編集部》

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