ヤマハ発動機は7月1日に創立70周年を迎えるにあたり、本社所在地の静岡県磐田市への感謝を込めて、磐田駅北口にある「天平のまちビル」1階のガラス面を特別デザインで装飾した。
この取り組みは、同社の歴史を表現するとともに、磐田駅周辺の景観向上と地域の賑わいに寄与することを目的としている。また、天平のまちビルの向かいにある「リベーラ磐田」1階でも、ヤマハ発動機グループのヤマハ発動機ビズパートナー社がガラス面を装飾し、駅前通り「ジュビロード」を両ビルから彩る。
さらに、JR浜松駅の新幹線上りホームやJR磐田駅の交通広告スペース、JR御厨駅の駅構内スペースでも70周年の歴史を表現する広告を掲示する予定である。

天平のまちビルのガラス面デザインは、1955年の創立以来持ち続けている「挑戦の精神」を伝えるグラフィックを用い、創立70周年を象徴するロゴマークを公開。1955年に製造したヤマハモーターサイクルの原点であるオートバイ『YA-1』を原寸大に近いサイズで表現している。
デザインを担当したクリエイティブ本部ブランドデザイン部の担当者は、創立70周年を迎えるにあたり原点を見つめ直すことが重要とし、創業年に過酷なレースで優勝した「YA-1」をリアルに表現。70周年ロゴは「YA-1」のレーサーが背負っていたゼッケンをモチーフに作成したと述べている。
この特別デザインは2025年末まで公開される予定だ。
