カー用品の製造販売を手がけるプロスタッフが5月29日、同社の車の窓ガラスの油膜取り「キイロビン」シリーズが2025年6月に発売50周年を迎えることを発表した。
「キイロビン」は、1919年の会社創立から繊維機械産業を主業としてきた同社が8年の歳月をかけて開発し、カー用品市場参入のきっかけとなった製品だ。1975年の発売開始から現在まで順調に売り上げを伸ばしてきた超ロングセラー商品であり、直近10年ではシリーズ出荷数が倍増するなど、今も同社の主力ブランドであり続けている。
現在、キイロビンシリーズの出荷累計は1268万本を超え、これまでクリーニングしてきたガラスは2億5360万枚相当に達している(この数字は2025年3月時点の出荷実績で、製品1個でフロントガラスの施工20回分として算出されたもの)。

油膜汚れは、路面のアスファルトや排気ガスの油分が走行中のガラスに付着して固着化したもので、日中の走行時には目立たないが、夜の雨天走行時に対向車のヘッドライトを浴びた途端に顕在化し視界を遮る原因となる。一般的な洗浄剤では簡単に落とすことが難しいが、キイロビンはデリケートなガラスを傷つけることなく強力にクリーニングできる専用の油膜取りクリーナーとして、「油膜取りの代名詞」と言われるほど多くのユーザーに愛され続けてきた。
プロスタッフは「これからも安全で快適なクルマ社会の実現を目指し、皆様に愛され喜ばれる製品づくりと企業活動を行ってまいります」としている。
なお同社では、長年の感謝の気持ちを込めて「キイロビン発売50年ありがとうキャンペーン」を6月2日から実施する。詳しくは同社Webサイトより。