ポルシェジャパンは3月18日、ポルシェ『911』シリーズの灯火装置(フロントボディコントロールユニット)ついて光軸のプログラムに不備があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2024年8月26日~2025年1月15日に輸入された「911カレラ」、「911カレラGTS」、「911カレラ4 GTS」、「911タルガ4 GTS」、「911カレラT」の計465台。
フロントボディコントロールユニットのソフトウェアにおいて、ヘッドライト光軸のプログラム設定指示が不適切なため、霧中走行用ヘッドライト機能が作動している場合、運転席側のヘッドライトの光軸が僅かに低い状態となり、高速走行用ヘッドライト機能が作動している場合においては、両側のヘッドライトの光軸が僅かに高い状態となる。そのため、保安基準に適合しな い
改善措置として、全車両、フロントボディコントロールユニットを対策ソフトウェアに書き換える。
不具合、事故ともに発生していない。