ハーレーダビッドソンは、同社史上最強のパフォーマンスを誇る新型『CVO Road Glide RR』を米国で発表した。同モデルは同社の122年の歴史の中で最もパワフルで動的な量産バイクとなる。SNS上では「やべぇの出したな」、「全てが化け物」、「正直言って割と欲しい(笑)」など話題になっている。
CVO Road Glide RRは、スクリーミンイーグル131Vツインエンジンを搭載。排気量は2147ccで、5750rpmで最大出力153hp、4750rpmで最大トルク204Nmを発揮する。低回転域から幅広い回転域で豊かなトルクを生み出すよう設計されており、レッドラインは6500rpmまで引き上げられた。

その他にも、マシンには専用トランスミッション、軽量化されたフルチタンエギゾースト、アルミスイングアーム、レース仕様のオーリンズ製サスペンションを始めとしたパーツが採用されており、ハーレーダビッドソンは「ラグナセカのコークスクリューに対向するのを想像して」とサーキット志向の仕上がりを表現している。
CVO Road Glide RRはハーレーのファクトリーレーシングチームがモトアメリカのミッションキングオブザバガーズロードレースシリーズで培った知識と部品を活用して開発された。外観デザインも、レーシングチームのカラーリングにインスピレーションを得ており、ソリッドレーシングオレンジをベースに、バー&シールドロゴをモチーフにしたグラフィックが特徴的だ。

X(旧Twitter)では、「スーパースポーツモデルだよこれ」、「アホみたいなハイスペックパーツてんこ盛りやんけ!」、「ツアラー好きじゃないけどこれは欲しい」、「キリがないくらいに手が加えられている」といった声が上がっている。
また、「ガチでレース仕様出してきた」、「古のレーサーレプリカみたい」といったコメントも見られた。
価格は11万ドル(約1630万円)と発表されており、これには「腰抜かした」、「憧れのまま終わっちゃう」、「手が届かないのが悔しい」、「これで走る度胸ない笑」、「(スペース、価格)全てが化け物」などのリアクションも。
また、限定131台で現状は米国のみの販売となるため「モーターショーに来ないかな」など、日本で実車を見ることができる機会に期待するファンも見られた。