トヨタの新型EV『bZ3X』、ヤマハ製11スピーカーシステム採用…「本物の音」をテーマに開発

トヨタの中国向け新型EV、bZ3X
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ヤマハは、トヨタ自動車や広州汽車集団などが共同開発し、広汽トヨタから発売された中国向け新型EV『bZ3X』に、高品質な車載スピーカーシステムが採用されたと発表した。

bZ3Xは、広々とした快適な空間と高度な知能化技術を組み合わせたファミリー向けSUVタイプの電気自動車。ヤマハは、この車両の「COZY HOME(心地よい動く家)」というコンセプトに沿って、長年の楽器製造で培った「本物の音」をテーマにしたスピーカーシステムを開発した。

このシステムは、楽器の音の再現性にこだわった11個のスピーカーと、サウンドマイスターによる専門的なチューニングで構成されている。ヤマハは「音楽が生まれた瞬間の感動を届けたい」という思いから、「Brings Me Closer to the Artist」をキーワードに車室空間の音響を提案している。

ヤマハの取り組みは、単に高品質な音を提供するだけでなく、車両の個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、その車にふさわしい理想の音を実現することを目指している。


《森脇稔》

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