ルノーの新型EV『4 E-Tech』、航続409km…フランスで予約開始へ

ルノー 4E-Techエレクトリック
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ルノーは、3月12日から新型EVのルノー『4(キャトル)E-Techエレクトリック』の予約受付を、フランス本国で開始すると発表した。この新モデルは、異なる顧客ニーズに対応するため、3つのバージョンと2種類のバッテリー容量で展開される。

都市向けの「アーバンオートノミー」モデルは、90kW(120hp)/225Nmの電気モーターと40kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、最大308kmの航続距離を実現する。価格は環境ボーナス4000ユーロ(約64万円)を含め2万5990ユーロ(約419万円)からで、月々230ユーロ(約3万7000円)からのリースプランも用意される。

一方、長距離向けの「コンフォートレンジ」モデルは、110kW(150hp)/245Nmの電気モーターと52kWhのバッテリーを搭載し、WLTPモードで最大409kmの航続距離を達成する。こちらは2万9490ユーロ(約475万円)からで、月々280ユーロ(約4万5000円)からのリースプランがある。

ルノー 4E-Techエレクトリックルノー 4E-Techエレクトリック

両モデルとも11kWの双方向AC充電器を標準装備し、V2L(Vehicle-to-Load)機能により車両のバッテリーから220V機器に給電できる。さらにV2G(Vehicle-to-Grid)機能により、電力を電力網に戻すことで家庭での充電コストを相殺できる。これにより、ルノー4 E-Techはエネルギーエコシステムの中心的存在となることが期待される。

急速充電については、コンフォートレンジモデルが100kW、アーバンオートノミーモデルが80kWのDC充電器を搭載し、どちらも15%から80%までの充電を30分で完了できる、としている。

《森脇稔》

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