スズキは、『V-ストローム800DE』に使用していたリアタイヤの製造時のバラツキにより不具合が生じる恐れがあるとして、9月13日国土交通省にリコールを届け出た。
対象は2023~24年に製造されたV-ストローム800DEの計661台。リアタイヤの製造時のバラツキにより、内部のベルトとカーカスが剥離し、トレッド面に亀裂や変形が生じる。また、そのまま使用を続けた場合トレッド部が剥離して走行安定性を損なう恐れがあるという。
スズキは全車のリアタイヤを対策品と交換する。現在この事象による不具合や事故は報告されていない。
今回のリコールについては7月18日付けでリコールを届け出ているが、その後原因が判明し、恒久対策が決定したため、再度届け出たものだ。