スズキの英国部門は、ラインアップの電動化に向けて、2025年初頭までに『スイフトスポーツ』、『ジムニーLCV』(商用車)、『イグニス』、『スウェイス』の導入を中止する。スズキの英国部門が6月28日に発表した。
スズキは2024年後半に、初のEVを英国に導入し、2030年までにさらに多くのEVを展開する計画も発表した。この計画に先立ち、スズキはブランドとディーラーネットワークを英国およびEUの全法規制に完全に準拠させる準備を進めており、2024年末からモデルラインアップを簡素化する計画だ。
スズキの英国部門のデール・ワイアット氏は「これらのモデルの廃止によりEVの導入が可能となり、ハイブリッドとEVの販売比率がビジネスを牽引する時期に競争力が得られる。SUVと新型『スイフト』に焦点を当て、2025年後半からEV成長期に入る」とコメントした。
具体的には、2025年初頭までに、またはディーラー在庫がなくなり次第、スイフトスポーツ、ジムニーLCV、イグニス、スウェイスがモデルラインナップから廃止される。その後、ハイブリッドモデルのラインナップはスイフト、『ビターラ』、『Sクロス』、『アクロスPHEV』で構成される。
2024年通年では、スズキは英国およびアイルランド共和国において、2023年と同様の販売台数を達成することを見込む。