日産自動車は3月27日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京大会を記念して、参戦する全11チームをイメージした特別な着物を公開した。
日産はフォーミュラEに参戦する唯一の日本の自動車メーカーだ。来日するライバルチームを日本ならではのおもてなしで迎え、それぞれのチームカラーを反映した着物を贈ることにした。これらの着物は、デザイナーの中村淳氏によってデザインされ、東京大会のレース当日に会場で展示される。
中村氏はロンドンファッションウィークなどで活躍し、日本の伝統技法と現代デザインを融合させた作品で知られている。今回の着物は、日本の職人たちと共に一点一点手作業で制作された。一反の生地を無駄なく使用することで、持続可能なレースを目指すフォーミュラEの理念にも合致している。
中村氏は「着物は日本の文化にとって非常に重要だ。日産からの依頼は刺激的だった。チームカラーやクルマから着想を得たデザインで、日本のホスピタリティを表現した」とコメント。
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